(36)オオセグロカモメ 飛び上がる姿に優雅さ

 境港市の港に足を運ぶと、岸壁に大型のオオセグロカモメが数羽並んでいた。微動だにしなかったが、いきなり羽を大きく広げ舞い上がった。

 オオセグロカモメは、チドリ目、カモメ科。体長約六〇センチ。海岸、港湾、河口などに生息する冬鳥で、翼の上部が黒っぽいのが特徴だ。オホーツク圏では普通に確認されるカモメ類。日本では北海道、東北で局地的に繁殖。冬は九州あたりまで南下するので、全国各地で見ることができる。

 写真は、尾羽の先端付近に暗褐色の帯があり、目の周囲に褐色の斑点が集まっていることから若鳥だと思われる。

 防波堤にレンズを向け、ファインダーいっぱいに迫り、飛び上がった瞬間をとらえた。野生の優雅さを感じた。

勢いよく飛び立つオオセグロカモメ。鋭い目が印象的だ=境港市中野町

2006年3月21日 無断転載禁止