石見銀山観光収入 1割増の81億円

 石見銀山遺跡の世界遺産登録に伴い、2007年度の大田市内の観光関係施設の総収入が、前年と比べて1割増の約81億円になることが5日、大田市の推計で分かった。一方、観光客の入り込み数は四割増で、経済効果を享受できていない実態が浮き彫りになった。

 竹腰創一市長が同日、3月定例市議会一般質問で明らかにした。

 観光客の入り込み数は06年度の119万人から07年度は3月末で165万人へと4割の大幅増を見込む。

 竹腰市長は、観光関連施設の総収入が来訪者増に追いついていないことを問題視し、「さらに滞在型の観光を目指し努力していく」と述べた。

2008年3月6日 無断転載禁止