石見銀山の熊谷家住宅 入場者10万人達成

竹腰創一市長から10万人目の記念品を贈られる井手真梨子さん(中央)=大田市大森町
 世界遺産に登録された大田市大森町の石見銀山遺跡にある国指定重要文化財・熊谷家住宅で6日、入場者が10万人を突破。10万人目となった大阪府枚方市、桃山学院大2年生の井手真梨子さん(20)に竹腰創一市長から記念品が贈られた。

 熊谷家は、鉱山業や酒造業などを営み、石見銀山で最も栄えた商家。住宅は江戸後期から明治期の建造で、30部屋(延べ床面積650平方メートル)の木造一部2階建て主屋と5つの蔵を備える。

 同家から土地建物と家財を一括して寄付された大田市が改修し、2006年4月から一般公開している。市は年間入場者を2万人と見込んでいたが、遺産登録された昨年7月から2月までに、前年の2倍の4万6855人が訪れ、早くも10万人達成となった。

 井手さんは女友達と旅行中。「歴史を感じさせる落ち着いた町並みがとても気に入った。もう一度来たい」と話し、同家に伝わる古布で作ったコースターやきんちゃく袋などの記念品を受け取った。

2008年3月6日 無断転載禁止