世界遺産登録記念 センターに絵画寄贈

石見銀山世界遺産センターに絵画を寄贈し、竹腰創一市長と握手を交わす合原儀行会長(左)
 石見銀山遺跡の世界遺産登録を記念して、大田ライオンズクラブ(合原儀行会長)が三十日、大田市大森町の石見銀山世界遺産センターに、日展評議員で同市ゆかりの洋画家・有馬侃さん(79)=東京都町田市=の絵画を寄贈した。

 同クラブの結成四十五周年記念事業として企画した。有馬さんは新潟県の佐渡出身。大田中学校(現大田高校)と島根青年師範学校(現島根大教育学部)を卒業し、久手中学校や邇摩高校、出雲高校で美術教諭を務め、退職後に上京して画業に専念。東光会理事長を務める。

 有馬さんは同クラブから絵画の制作依頼を受け、昨年十一月に同遺跡の龍源寺間歩をスケッチした後、肺炎にかかり二月半ばまで入院。絵を描くのが難しくなったため、二〇〇三年の第三十五回日展に出品した百号の大作「晴れゆく山」をあてた。

 贈呈式では、合原会長(51)が「全国から訪れる人々の目を楽しませることができれば」とあいさつ。竹腰創一市長が「遺跡の玄関口となる施設に飾らせてもらえるのは意義深い」と感謝し、合原会長と絵画の除幕をした。作品は力強い筆致でさわやかな山の風景が表現され、来場者が早速見入っていた。

2008年3月31日 無断転載禁止