大久保間歩最大坑道が26日から一般公開

大久保間歩の坑道内部=大田市大森町
 世界遺産に登録された石見銀山遺跡で最大の坑道・大久保間歩を、大田市は二十六日から一般公開する。完全予約制で、週末の三日間と祝日、一日四回に限定。坑内の環境保全に配慮しながら、来訪者に価値や魅力にふれてもらう。

 大久保間歩は、石見銀山の最盛期を支えた主要坑道の一つ。江戸時代、初代銀山奉行・大久保長安がやりを持ち馬に乗ったまま入った伝説が伝わる。銀鉱石を手掘りで採掘した江戸期ののみ跡と、明治期の再開発で使われたトロッコの軌道や削岩機の跡をとどめる。実際に採掘が行われた坑内を見学できる場所は国内で極めて少ない。

 一般公開は、一回につき参加者を二十人までに限定。料金は大人三千八百円、小中学生二千八百円。大森町の石見銀山世界遺産センターからバスで移動し、徒歩で本谷を登る。石見銀山ガイドの会のメンバーが同行し、大久保間歩を見た後、釜屋間歩周辺まで案内する。申込先は、石見観光大田営業所内の大久保間歩予約センター(電話0854・84・0750)。

2008年4月2日 無断転載禁止