石見大田法人会が石見銀山QRマップ作成

石見大田法人会が作成した「石見銀山QRマップ」=大田市大田町、大田商工会館
 世界遺産に登録された大田市の石見銀山遺跡の魅力を多くの観光客に知ってもらうため、石見大田法人会(的場章好会長、三百七十二社)が、携帯電話で遺跡の音声ガイドを聞ける石見銀山QRマップを作成した。大森町の石見銀山世界遺産センターやJR大田市駅などに置き、来訪者に利用してもらう。

 社会貢献活動の一環で同会青年部の杉谷誠司会長(45)らが昨年十月から企画した。増加する観光客へのガイド不足を補い、現地で遺跡の情報に触れ、理解を深めてもらう狙い。

 マップは、大森町の町並み保存地区と銀山地区の地図や、龍源寺間歩、代官所跡、城上神社など二十四のQRコードを掲載。携帯電話でコードを読み取りダウンロードさせると、写真と解説文を見ることができ、うち十七カ所で十五秒から三十秒の音声ガイドを聞くことができる。音声ガイド付きのQRマップは全国でも珍しいという。

 製作費は二百四十万円で、十万部印刷して無料で配布する。携帯電話でパケット定額制サービスに加入していれば無料だが、加入していなければ一カ所に付き五百円程度の通信費がかかる。今後、外国語のマップづくりや特産品、宿泊施設の情報提供も考える。

2008年4月15日 無断転載禁止