26日から大久保間歩公開 観光施設も時間延長

 世界遺産に登録された大田市大森町の石見銀山遺跡で二十六日から、最大の坑道・大久保間歩の一般公開が始まる。二十一日現在の予約状況は申し込み客が少ないが、希望者は東京や鹿児島、神戸など各地から来訪するとあって、市は世界遺産にふさわしい価値をアピールする、としている。

 同間歩は、石見銀山初代奉行・大久保長安の伝説が残る。江戸初期から銀鉱石を採掘したのみ跡と、明治期に火薬や削岩機を使い再開発した技術を知ることができる。

 金、土、日曜と祝日に一日四回ツアーがあり、各日定員は八十人まで。世界遺産センターからのバス代、ガイド代を含め、大人三千八百円で子どもは二千八百円。

 予約状況は初日の二十六日が二十人、五月二日が最多の七十一人。同市石見銀山課は、一般公開の周知期間が約一カ月と短く浸透していないため少ないとみる。

 また、市では二十六日から五月末まで、銀山地区の路線バスを運休し歩く観光に移行することで、来訪者の滞在時間が長くなると予想。龍源寺間歩や熊谷家住宅など観光施設の公開時間を午後五時までから同六時までに延長しサービス向上を図る。

2008年4月25日 無断転載禁止