(125)けい(シラン)

 …豈慮(あぬはか)らめや蘭■(草カンムリに惠)(らんけい) ■(衆の血が草カンムリに取)(くさむら)を隔(へだ)て琴■(缶の右に墫のツクリ)(きんそん) 用無く空(むな)しく令節(れいせつ)を過して…
   大伴池主 巻一七-三九六七の序

【歌意】…思ってもみませんでした。蘭と■(草カンムリに惠)が草むらに隔てられるように、会うこともできず、琴、酒も用なく、良い季節を過ごして…

 写真 岡田憲佳
 文  矢冨厳夫

2008年5月13日 無断転載禁止