世界遺産登録1周年祝い天領太鼓高らか

石見銀山の歴史物語を描いたオリジナル曲を演奏する石見銀山天領太鼓のメンバー
 石見銀山遺跡の世界遺産登録一周年を記念した石見銀山天領太鼓(近藤尚良代表)の演奏会が十八日、大田市大田町の大田市民会館であり、客席を埋めた市民ら千人が和太鼓の響きに奥深い銀山の歴史に思いをはせた。

 石見銀山天領太鼓は一九八六年、芸能活動による地域振興を目的に大田商工会議所青年部のメンバーを中心に結成。市民の祭り「天領さん」などで演奏を披露し銀山の魅力をアピールしている。

 メンバー十二人は、息のあったばちさばきで、銀山の歴史物語を描いたオリジナル曲「龍が導きし輝く歴史」を演奏。大中小の太鼓と笛、かねなどを組み合わせ、男たちが暗闇の中で銀を採掘した光景や鉱山町のにぎわい、海外を目指して石見銀を積み出す船出などを表現した。

 従来の舞台より、照明などに工夫を凝らし、聴衆は銀山に生きた人々の喜怒哀楽を思い描きながら大きな拍手を送った。

2008年5月21日 無断転載禁止