(129)あふひ(フユアオイ)

 梨なつめ黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ延(は)ふくずの 後(のち)も逢(あ)はむと葵(あふひ)花咲く
     作者不詳 巻一六-三八三四

【歌意】梨にナツメ、キビにアワのように実っても、君に会えないが、クズのつるのように、わかれても後に会えるとアオイが咲く。

 写真 岡田憲佳
 文 矢冨厳夫

2008年5月21日 無断転載禁止