島根県NIE研究会が研修会

教育現場での新聞の活用法などを議論するNIE関係者=松江市殿町、山陰中央新報社
 新聞を学校の教材として活用し、情報を読み解く力を育成するNIE活動を自主的に研究する「島根県NIE研究会」の研修会が二十四日、松江市殿町の山陰中央新報社であり、関係者が新聞の活用法やネット社会での子どもの健全育成について議論を交わした。

 研修会は、年四回実施されており、今回は本年度の一回目。教員や教育委員会などの教育関係者と新聞関係者十五人が出席した。

 初めに、NIEを実践してきた教員が取り組みを説明。松江市立佐太小学校の久保田康司教諭は、校区内から弥生時代の遺構が発見され、新聞の一面を飾った事例を取り上げ、「新聞報道が子どもたちに驚き与え、事のすごさ伝えていた」として、記事を授業に活用した事例を報告した。

 研究会の有馬毅一郎会長は「新聞でもネットでも、情報を得たことが行動に移るきっかけになることが大切」と指摘した。

 また、山陰中央新報の頼田直真論説委員が「ネットいじめと教育現場の課題」の題で講話し、ネットいじめの実例や実態を報告すると、教育関係者からは「子どもの携帯電話の所有は単に連絡を取る手段と考える親がいるが、実際はメールやゲーム、サイトの閲覧など使われている」といった意見が出ていた。

2008年5月24日 無断転載禁止

こども新聞