(132)かきつはた(カキツバタ)

 かきつはた佐紀沢(さきさは)に生(お)ふる菅(すが)の根の 絶ゆとや君が見えぬこのころ
   作者不詳 巻一二-三〇五二

【歌意】佐紀沢に生えている菅の根も絶えるといいますが、仲が絶えてしまったというのかあの方はお見えにならないこのごろです。

 写真 岡田憲佳
 文 矢冨厳夫 

2008年5月28日 無断転載禁止