魅力いっぱい銀山街道 美郷町がガイドブック発行

美郷町が発行した「銀山街道ガイドブック」
 石見銀を運んだ銀山街道が通る美郷町が、街道沿いの名所を紹介する「銀山街道ガイドブック」を発行した。石見銀山遺跡(大田市)の世界遺産登録で、あらためて注目される古道の魅力を多くの人に知ってもらおうと、活用を呼び掛けている。

 A5判十九ページ、カラー刷りで二千部発行。大田市境の「箱茂のお松」のある小松地から、出雲の国との国境の境木が立つ酒谷まで、町内二十八キロの街道沿線の見どころ、歴史の面影を地図、写真入りで解説している。

 文化庁の「歴史の道百選」に指定された「やなしお道」(六・五キロ)など歩いて楽しめるポイントが多く、豊かな自然の魅力とともに、古道ウオークの楽しみ方も紹介している。

 同町は三年前から、銀山街道を地域資源としてグリーンツーリズムに活用しようと、ボランティアのガイド養成、街道の環境整備に取り組んできた。ガイドブック発行に併せ、案内図や地名看板なども設置済み。

 町企画課定住推進室の田中昭典室長は「より多くの人に銀山街道を歩いてもらい、魅力を知ってほしい」と話している。

2008年6月1日 無断転載禁止