(136)つた(テイカカズラ)

 …越道(こしぢ)をさして延(は)ふ蔦(つた)の別れにしより 沖つ波 撓(とを)む眉引(まよび)き…

   大伴氏坂上郎女 巻一九-四二二一


【歌意】…越の道に向かってあなたが別れていってしまったその日から沖の波のようにしなやかに描いたあなたの眉が…。


 写真 岡田憲佳
  文 矢冨厳夫

2008年6月5日 無断転載禁止