(144)むぎ(アオムギ)

 くへ越(ご)しに麦食(むぎは)む小馬(こうま)の はつはつに相見(あひみ)し子らしあやに愛(かな)しも
   作者不詳 巻一四-三五三七

【歌意】柵越しに首を伸ばして麦を食べる小馬のように、ちょっとだけ会えたその娘が本当にいとしいことです。

 写真 岡田憲佳
  文  矢冨厳夫 

2008年6月21日 無断転載禁止