松江東高生徒が灰吹き法に挑戦

容器内の川砂から銀鉱石や砂金を分ける松江東高校の生徒
 石見銀山で行われていた銀の採取方法を学ぼうと、松江東高校の一年生が八日、松江市西川津町の同校で再現実験を行い、当時の原理に基づく灰吹法などを学んだ。

 同校は、理数系教育を重点的に行うスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、一年生を対象に「石見銀山を科学する」と題した授業を実施している。

 生徒は事前に学んだ歴史や理論を基に、鉱物と砂の比重の違いを利用して、川砂から砂金や銀鉱石を分ける比重選鉱や、銀と鉛合金が混ざった貴鉛を約三十分間加熱し、不純物を取り除く灰吹法などの実験に挑戦。一粒ずつ丁寧に銀を取り出した。

 貴鉛を根気強く加熱した高尾修平君(15)は「昔の人は手間がかかることをやっていて、大変だと思った」と話した。

2008年7月8日 無断転載禁止