(154)つきくさ(ツユクサ)

 安波峯(あはを)ろの峯(を)ろ田に生(お)はる多波美蔓(たはみづら) 引かばぬるぬる吾(あ)を言(こと)な絶え
   作者不詳 巻一四-三五〇一


【歌意】安波峯の斜面にある田に茂っているヒルムシロのように、引けばなびき寝て私との消息を絶やさないようにしておくれ。



 写真 岡田憲佳
 文  矢冨厳夫 

2008年7月9日 無断転載禁止