都内で「石見銀山特集」世界遺産展開幕

石見銀山遺跡を紹介した歌や踊りを披露する大森小学校の児童
 国内外の世界遺産の写真を集めた「ベスト・オブ世界遺産展」が二十三日、東京都町田市の小田急百貨店町田店で開幕。関連イベントで、大田市立大森小学校の児童十人が石見銀山遺跡紹介の創作劇を披露するなど、初日は「銀」一色に包まれた。

 同展は、著名な写真家が撮影した各地の世界遺産の写真などを展示。開幕を記念して、一年前に世界遺産登録された石見銀山遺跡にちなんだ催しが繰り広げられた。

 大森小児童らは一時間の創作劇で、石見銀が中国などに流通した背景や石見銀山支配をめぐって戦った武将を、分かりやすく解説。「石見銀山がその後の日本や世界の歴史の流れをつくったと言っても過言ではない」と説明すると、集まった観客がうなずいていた。

 六年生の渡辺真彩さん(11)は「緊張したけれど、大森町のことを知ってもらえて良かった」と初の県外公演成功を喜んだ。

 このほか大田市長久町の土江子ども神楽団は、創作神楽「金山姫銀山勧請」や「恵比須」「八岐大蛇」を一時間半にわたり熱演。会場では大田市の特産品の販売もあり、大勢の人でにぎわった。

 創作劇や神楽は二十四日も上演される。同展は二十八日まで。

2008年7月23日 無断転載禁止