(163)ゆり(ヤマユリ)

 さ百合花ゆりも逢はむと下延(したは)ふる 心しなくは今(け)日(ふ)も経(へ)めやも
   大伴家持 巻一八-四一一五

【歌意】百合の花の名のように、ゆり(後にも)会えるとひそかに思う心がなかったなら、今日だけでも過ごせません。

 写真 岡田憲佳
 文 矢冨厳夫 

2008年7月24日 無断転載禁止