銀山街道の景観守ろう 町民有志草刈り奉仕

赤名峠を通る銀山街道で草刈りに汗を流す町民
 飯南町の銀山街道応援団(中村三四二団長)が二十九日、同町上赤名の赤名峠で、清掃奉仕を実施。参加した町民有志三十五人が草刈りに汗を流し、石見銀山遺跡の世界遺産登録で注目度が高まりつつある銀山街道の景観を整えた。

 島根と広島の県境にまたがる赤名峠は、銀山街道大森-尾道ルート最大の交通難所。昨年の世界遺産登録後には、その物語性に着目し、隣接する広島県三次市側と連携した活性化事業も活発化している。

 同応援団は一九九七年から毎年七月に、地元建設業者らの協力を得て奉仕活動を実施。

 この日は、上赤名地区の住民も参加し、約一時間半にわたって作業。峠付近の約二キロで、草刈り機やかまを使って沿道に伸びた夏草を刈り取っていった。中村団長は「活動を通じて、たくさんの物語がある赤名峠の文化を今後も伝えていきたい」と話した。

2008年7月30日 無断転載禁止