(166)ぬばたま(ヒオウギ)

 あかねさす日は照らせれどぬばたまの 夜渡る月の隠(かく)らく惜しも

柿本人麻呂 巻二-一六九


【歌意】陽は照り輝いているけれども、夜空を渡る月が隠れて見えないのは哀(かな)しいことです。



 写真 岡田憲佳
 文  矢冨厳夫

2008年7月31日 無断転載禁止