世界遺産センターが10月20日フルオープン

十月二十日にフルオープンする石見銀山世界遺産センター=大田市大森町
 世界遺産・石見銀山遺跡の調査研究拠点となる大田市大森町の石見銀山世界遺産センターについて、同市は二十二日、建設中の展示棟と収蔵体験棟を完成させ、十月二十日にフルオープンする、と発表した。

 同センターは昨年十月、ガイダンス棟(木造瓦ぶき平屋建て、七百六十三平方メートル)が開館。八月十九日までに二十万人が来場し、訪れた観光客が路線バスに乗り換え、大森の町並み保存地区方面に向かう、パークアンドライドの玄関口として機能してきた。

 展示棟(鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り瓦ぶき一部二階建て、七百二十平方メートル)は、「石見銀山を取り巻く日本史と世界史」など四つのコーナーで構成。石見銀山が国内の政治経済や東洋と西洋の文化、経済交流に与えた影響を浮き彫りにするとともに、仙ノ山本谷地区に位置する釜屋間歩周辺の最盛期(江戸初期)の景観を大型模型で再現する。

 収蔵体験棟(鉄筋コンクリート造り瓦ぶき平屋一部二階建て、四百七十七平方メートル)では学校教育と連携を図り、銀粘土での銀製品づくりなどを行う。

 総工費は十一億円。展示棟は有料となる。十月十五日には地元向けの内覧会が開かれる。

2008年8月22日 無断転載禁止