(192)うつせがひ

 住吉の浜に寄るといふ打背貝(うつせがひ) 実なき言(こと)もち我れ恋ひめやも   作者不詳 巻一一-二七九七

【歌意】住吉の浜に寄ってくるという中身のない貝殻のように、実のない言葉で私はあなたに恋しているのではありません。

 写真 岡田憲佳
  文  矢冨厳夫 

2008年9月18日 無断転載禁止