(213)た(田)

 秋の田の穂(ほ)向(む)きの寄れる片寄(かたよ)りに 君に寄りなな言痛(こちた)くありとも
   但馬皇女 巻二-一一四

【歌意】秋の田の稲穂が片寄っているように、ひたむきにあの方に寄り添いたく思います。どんなにうわさがうるさくても。

 文 矢冨厳夫
 写真 伊藤英俊

2008年11月10日 無断転載禁止