合銀が石見銀山遺跡で森づくり

落葉樹の苗木を植える山陰合同銀行の職員
 世界遺産に登録された大田市大森町の石見銀山遺跡で九日、山陰合同銀行の役職員百四十人がボランティアで落葉樹の苗五百本を植栽し、自然と共生する遺跡の保全にさわやかな汗を流した。

 県民参加の森づくりを進めるために県が創設した「しまね企業参加の森づくり制度」の第一号企業として実施。同行やNPO法人など三十八団体で組織する「森林を守ろう!山陰ネットワーク会議」の環境保全統一活動の一環とした。

 同遺跡での保全活動は昨春からスタート。昨秋には落葉樹の苗千本が植えられた。

 同行の小田光則取締役地域振興部長が、森林保全の取り組みが全国六十四地方銀行のうち三十行に広がろうとしているとし、同所での実施は「石見銀山の歴史を学ぶ活動にもつながる」とあいさつ。竹腰創一市長が「発展的な取り組みに敬意を表する」と感謝した。

 一行は、石見銀山世界遺産センターの背後にある仙ノ山の斜面で、大田市森林組合や県の職員に教わりながら山桜やシバグリ、コナラなどの苗木を丁寧に植栽。成長を祈った。植樹は今回で終え、同行が二〇一七年まで下草刈りなどを実施する。

2008年11月10日 無断転載禁止