(214)なぎさ(渚)

 玉敷ける清き渚(なぎさ)を潮満てば 飽(あ)かず我れ行く帰るさに見む
   阿部継麻呂 巻一五-三七〇六

【歌意】玉を敷いたようなきれいな渚なのに、潮が満ちてきたので、飽きなくても私は船出します。帰るときにまた見ましょう。

 文 矢冨厳夫
 写真 伊藤英俊

2008年11月12日 無断転載禁止