アサヒビールが石見銀山基金へ寄付

「アサヒスーパードライ」缶の売上げの一部を石見銀山基金に寄付することを、溝口善兵衛知事(左)に報告する福原俊行支店長(右)=松江市殿町、島根県庁
 アサヒビール(本社・東京都)が、世界遺産登録された石見銀山遺跡の環境保全に役立ててもらおうと、島根県内で今月中に販売される「アサヒスーパードライ」缶(三百五十ミリリットル)の売り上げの一部を石見銀山基金に寄付することを決め、松江市の県庁で二日、溝口善兵衛知事に報告した。

 同社山陰支店の福原俊行支店長らが訪問。竹腰創一大田市長、内藤芳秀・大田商工会議所副会頭も同席した。

 説明では、今月一日-三十一日を環境保全プロジェクトの実施期間と定め、一本の販売につき一円を石見銀山基金に寄付する。期間中の販売目標は百四十四万本。また、今回の取り組みをPRするポスターを販売先などで張り出すほか、同社中国エリアのホームページに石見銀山遺跡の紹介コーナーを設ける。

 福原支店長は、県内のビール販売で同社が七割のシェアを占めているとした上で、「何かの形で恩返しがしたかった。これで石見銀山基金の存在をもっと知ってもらえれば」と期待を込めた。

 溝口知事は「企業貢献として、県民に良い刺激を与えてもらうことになり、効果がある」と謝辞を述べた。

2008年12月2日 無断転載禁止