(222)え(江)

 御津(みつ)の崎波を畏(かしこ)み隠江(こもりえ)の 船なる君は奴島(ぬしま)にと宣(の)る
   柿本人麻呂 巻三-二四九

【歌意】御津の崎に打ち寄せる波を恐れて、入り江で風待ちをしておられた主君は「さあ、皆さん、奴島へ」と命じられた。

  文  矢冨厳夫
 写真 伊藤英俊

2008年12月3日 無断転載禁止