大田で銀山街道わくわくサミット

県立大の学生の提言を聴く市民団体の参加者ら
 県立大の学生と、島根から広島、岡山の銀山街道沿線でボランティアガイドなどを行う市民団体が石見銀山の有効活用などを考える「銀山街道わくわくサミット」が二十日、大田市大森町の町並み交流センターであった。学生や十団体の会員ら六十人が来年三月、広島三越(広島市)で開催される銀山街道フェアを機に同街道の地域ブランドづくりに取り組むことを申し合わせた。

 サミットは同大の井上厚史教授とゼミの学生が、世界遺産に登録された石見銀山遺跡の活用と中山間地域の活性化を目指し昨年末に初開催。二回目の今回は大森町の納川の会や岡山県井原市の温古会などが新たに参加し、銀山街道ネットワークを正式に結成した。

 銀山街道フェアは広島三越が主催。大森町で生活雑貨店を経営する松場大吉社長が「銀山街道」を学生と共同で地域ブランドに育てる機会にする。

 学生が、ネットワーク参加団体の活動を紹介し、特産品販売のほか温泉津町や尾道市など銀山街道沿線九地域の特徴的な彫刻や陶器などを展示するといった同フェアの開催案を説明。井上教授が「地域に愛情を持つ沿線団体の協力を得て、銀山街道をアピールしたい」と協力を呼び掛けた。

2008年12月20日 無断転載禁止