修理工事本格化で五百羅漢拝観休止 20日まで

安全対策工事が進む五百羅漢の中央窟=大田市大森町
 世界遺産の石見銀山遺跡内にある羅漢寺(大田市大森町、佐伯信行住職)は、修理工事の本格化に伴い安全を確保するため、二十日まで五百羅漢の拝観を休止する。工事を休む、十一日と十四日、十五日は公開する。

 五百羅漢は江戸時代、銀山で亡くなった人を供養するため、二十五年の歳月をかけて完成。石窟(せっくつ)内に五百一体の羅漢像が安置されている。造営にあたっては、代官や地役人らから寄付を集め、徳川御三卿の田安中納言宗茂や大奥女中衆らの援助も得た。

 修理工事は中央窟で、明治五(一八七二)年の浜田地震で崩落した個所周辺の本格的な安全対策を実施。二〇〇九年度まで、文化庁の補助を受け羅漢寺が行う。

2009年2月11日 無断転載禁止