石見銀山核の観光振興へ 官民一体取り組み強化

 世界遺産の石見銀山遺跡を核に滞在型観光の構築と観光ブランドの創出を図る「地域資源∞全国展開プロジェクト」の成果報告会が二十三日、大田市大田町の大田商工会議所であった。観光客向けに新たに同遺跡のガイドブックなどを作成した成果を活用し今後、官民一体で観光振興に取り組むことを申し合わせた。

 中小企業庁の補助事業。同商工会議所と銀の道商工会が昨年六月から共同し、四つの作業部会で新たな観光ルート設定などを進めてきた。

 報告会には同商工会議所の寺戸隆文会頭や県、市などの担当者ら三十五人が出席。

 成果では、初心者向け世界遺産満喫コースなどを設定し、紹介する石見銀山まるごとガイドを三千部印刷。近く、旅行代理店などに配る。観光客へのもてなしで、同遺跡の歴史にちなんで名付けた蒸し飯の「御勘弁飯(ごかんべんめし)」のレシピを作り四月から飲食店や旅館に提供する。

 さらに、大田市の観光情報や温泉津町温泉協会などの情報を一元化し、大田市観光協会のホームページを三月中に一新することで、来訪者が宿泊や交通などの情報を得やすいように改善する。

2009年2月24日 無断転載禁止