島根県立大の学生が広島で銀山フェア

出店者と商品の売れ行きなどについて意見を交わす島根県立大の学生たち(左側)=広島市中区、三越広島店
 石見銀山で産出した銀を瀬戸内へ運んだ「銀山街道」沿いの地域活性化を目指し、島根県立大学(浜田市野原町)の学生が企画した「銀山街道フェア」が、広島市中区の三越広島店で開かれている。学生の趣旨に賛同した街道沿いの計四十二社が参加し、銀山街道の統一ブランドを掲げて自慢の商品を販売している。三十日まで。

 企画したのは、同大総合政策学部の井上厚史教授のゼミ学生。地域政策を学ぶ一環で、二〇〇七年度から街道沿いの住民グループらを集めた交流イベントを催してきた。今回は沿線の企業や商店の商品に銀山街道のブランドを掲げて販売、地域ブランド創出を目指すことにした。

 学生の発案に対し、島根、広島両県にまたがる沿線九市町村の企業が賛同し、三越も会場を提供。

 銀山街道ののぼりが立った特設会場には、大田市や尾道市などの四十二社が食品や工芸品など数百点を出品。銀山の歴史を紹介する講演をはじめ、沿線自治体の文化や風物の日替わりの展示もあり、連日、大勢の来場者でにぎわっている。

 学生代表の佐々木育也さん(21)は「銀山街道の地域ブランド化につながってほしい」と話した。

2009年3月26日 無断転載禁止