石見銀山へ海外から集客 松江・出雲国際観光協議会

海外からの集客に向けた事業計画などを協議する出席者
 松江・出雲国際観光テーマ地区推進協議会(会長・松浦正敬松江市長)はこのほど、松江市で総会を開いた。大田市の加入に伴って組織名を「しまね国際観光推進協議会」に改称し、石見銀山遺跡(大田)への外国人誘致対策など、二〇〇九年度の事業計画を決めた。

 協議会は、海外からの集客を目指して一九九八年に発足。島根県と松江、出雲、安来、雲南、東出雲、斐川の県東部六市町を中心に官民四十三団体が連携し、海外の旅行会社やメディア向けのPRなどを手掛けてきた。

 大田市は、世界遺産・石見銀山遺跡を切り札に海外集客策をてこ入れするには、観光・宿泊施設が集積する県東部との連携が必要と判断。同市観光協会や大田商工会議所など五団体とともに新規加入を決めた。一方、雲南市や同市観光協会など四団体は退会した。

 新しい組織名は、大田市の加入に伴い、全県的な取り組みを展開する狙いも込めて決めた。

 事業計画では、石見銀山遺跡への集客対策として、龍源寺間歩や世界遺産センターなどでの外国人入場料割引制度をPRするパンフレットを作製。観光関連施設が外国語でメニューや料金表などを作る際、翻訳費を助成する制度も新設する。

2009年5月17日 無断転載禁止