大田・夜学ミニ講演開始 センター長が現況報告

「世界遺産センターが目指すもの」と題して講演する西村崇司・石見銀山世界遺産センター長
 世界遺産・石見銀山遺跡(大田市大森町)により深い関心を持ってもらおうと、同町の石見銀山世界遺産センターは二十五日夜、夜学ミニ講演を開始した。初回は西村崇司・同センター長が「世界遺産センターが目指すもの」と題して話し、五十人が熱心に耳を傾けた。来年三月まで開く予定。

 西村センター長は、来館者が中国地方や関西地方だけでなく全国に広がっていることや、「歩く観光」というスタイルが増えている現状を説明。

 「銀山ファンが大田地域外に浸透してきており、広がりを継続するために努力したい」などと話し、大田市や出雲市、美郷町から訪れた参加者が聞き入った。

 夜学ミニ講演は同遺跡に関係する専門職員らが調査内容や現場経験などを基に毎回、約一時間講演。全十一回で、毎月第二月曜日(十月のみ第三火曜日)の午後七時半から開く。参加無料。

 六月八日は椿真治・島根県文化財課専門研究員の「鉱山遺跡の調査と活用(仮題)」を予定。問い合わせは同センター(電話0854・89・0183)。

2009年5月27日 無断転載禁止