第1回世界遺産フォーラム 10月に大田で開催

世界遺産・石見銀山遺跡。10月に大田市で開かれる第1回世界遺産フォーラムでは、国内の世界遺産の関係者らが世界遺産の保護と活用の両立について議論する(資料)
 島根県は十月三十、三十一の両日、大田市で「第一回世界遺産フォーラム」を開催する。石見銀山をはじめ、姫路城(兵庫県姫路市)や原爆ドーム(広島市)など、国内の世界遺産十四カ所の行政関係者や民間団体の関係者が集い、遺産の保護と活用の両立など、共通の課題を話し合い、解決の方策を探る。

 県によると、主会場は大田市大田町の大田市民会館で、期間中、石見銀山遺跡一帯の視察や講演、パネルディスカッションなどを行う。千人規模の参加を目指すという。

 六月中旬に県や市、大田商工会議所などで組織する同フォーラム実行委員会の初会合を同市内で開き、具体的な開催内容などを詰める予定。

 県教育委員会の若槻真治・世界遺産室長は「国内の世界遺産関係者に工夫や苦労を話し合ってもらうことで、石見銀山遺跡の保存と活用に役立つことになれば幸いだ」と話した。

 フォーラムの開催は、同市内で二十七日にあった県と市でつくる石見銀山遺跡保存管理委員会で県が報告。同委員会では同遺跡の調査・整備状況や観光客の入り込み客数の現状なども報告された。

2009年5月29日 無断転載禁止