大田の「昔語りの会」が銀山の民話続編を制作

石見銀山昔語りの会が銀山にまつわる民話を集め制作した冊子「銀山ものがたり つづき」
 大田市の住民団体「石見銀山昔語りの会」(勝部良子代表)はこのほど、石見銀山にまつわる民話を集めた冊子「銀山(かなやま)ものがたり つづき」を制作した。昨年制作した「銀山ものがたり」の続編で、同会は冊子を使って地域の子どもたちへの読み聞かせ活動を引き続き行う。

 同会は地元の昔話を語り継ごうと、2007年に同市内のメンバー6人で結成。昨年、同市に伝わる石見銀山にまつわる民話や、創作民話4話を収録した「銀山ものがたり」を、石見銀山資料館の仲野義文館長らの助言を受けて自費制作した。

 「銀山ものがたり つづき」は仁摩地域まちづくり委員会の助成を受け完成させた。化け物退治の「降露坂の一つ目お化け」や石見代官・井戸平左衛門とともにサツマイモを定着させた伊達金三郎、青木秀清、松浦屋与兵衛の3人を描いた「領民のいのちをさつま芋にたくして」など前回収録できなかった民話と創作民話を7話収録。挿絵は同市在住の尾村七恵さんが担当した。

 メンバーの1人、藤間元康さん(60)は「学校での石見銀山の歴史を学ぶ教材などに利用してもらえれば」と話す。

 A5判、87ページ。非売品で、同市中央図書館や仁摩、温泉津の両図書館、各ブロック公民館、仁摩地区の各まちづくりセンターで閲覧できる。

2009年6月11日 無断転載禁止