大田、期間限定で熊谷家住宅を夜間公開へ

27日から開館時間を延長して、期間限定で夜間公開される熊谷家住宅=大田市大森町
 世界遺産・石見銀山遺跡がある大田市大森町の国指定重要文化財・熊谷家住宅が27日から、同遺跡の世界遺産登録2周年を記念し、開館時間を延長して初めて夜間公開される。7月2日まで。

 熊谷家住宅は鉱山業や酒造業などを営み石見銀山で最も栄えた商家。住宅は江戸時代後期から明治時代に建造され、30部屋の木造一部2階建て主屋(延べ床面積650平方メートル)と5つの蔵を備える。

 夜間特別公開は、日常管理と館内ガイドなどを担う同市の女性グループ・家の女たち(11人)が企画。

 住宅内外を提灯(ちょうちん)や行灯(あんどん)の明かりで照らし幻想的な雰囲気を演出するとともに、季節ごとのしつらい(部屋の飾り付け)の準備風景などをスライド上映する。世界遺産登録日の7月2日は無料公開する。

 企画担当者の無川ひとみさんは「行灯の明かりで照らされる、いつもと異なる住宅の雰囲気を感じてほしい」と話す。

 期間中の開館時間は午前9時半から午後8時半(入場は同8時まで)。期間中無休。入場料は高校生以上500円、小、中学生100円。問い合わせは同住宅(電話0854・89・9003)。

2009年6月11日 無断転載禁止