銀山街に”電化古民家” 10月モデルハウス建設

古民家を改築したモデルハウス内部のイメージ図
 世界遺産の街の古民家をオール電化住宅にリフォーム-。中国電力は、石見銀山遺跡の街、大田市大森町で、オール電化式リフォームのシンボルとなるモデルハウスの建設を進めている。オープンは10月の予定。

 モデルハウスとなるのは、築後120年が経過した木造2階建て延べ約150平方メートルの古民家。武家や商家、社寺などが混在する国選定の町並み保存地区にあり、家主から借り受けて改築する。

 台所にIHクッキングヒーターを備えるほか、畳の部屋にはヒートポンプ温水式床暖房、玄関にも発光ダイオード(LED)のスポットライトを設置する。気密性を上げるためサッシを二重式にし、省エネ効果も高める。

 中電によると、新築住宅の電化率は高まっているが、人口減などで将来的に、住宅着工戸数の伸び悩みが予想される。

 一方、電化住宅へのリフォーム実績は2008年度に4万1700件あり、さらなる需要が見込めると判断。世界遺産の町並みにある古民家を改築したモデルハウスでアピールし、需要開拓に取り組む。

2009年6月14日 無断転載禁止