世界遺産を生かそう 大田でモニターツアー

和上豊子会長(右から2人目)やおおだ観光大使の平田進也さん(同3人目)の案内で大田市大森町の町並みを歩くツアー参加者たち
 世界遺産・石見銀山遺跡など大田市の地域資源を生かした1泊2日のモニターツアー「世界遺産・石見銀山&温泉津温泉の旅」が20、21の両日、同市内であった。近畿圏から参加した30人が、石見の国おおだ観光大使の日本旅行西日本営業本部マネジャー、平田進也さん(52)の添乗で大森町の町並みや温泉津温泉などを巡り、地域文化などに触れた。

 モニターツアーは大田のファン拡大を狙い、同市産業振興部と日本旅行が初めて企画した。

 一行は、20日は同市大森町の石見銀山世界遺産センターを見学した後、石見銀山ガイドの会の和上豊子会長らの解説で同町内の熊谷家住宅などを巡った。

 同日夜は同市出身のフリーアナウンサーでおおだ観光大使の宮根誠司さん(46)が参加し、同市温泉津町の旅館で外湯と夜神楽を堪能。21日は同市三瓶町の三瓶小豆原埋没林公園での埋没林観光や同市山口町佐津目地区の古民家で田舎ランチを味わった。

 京都市西京区の会社員、能勢正子さん(62)は「過度に観光化されず、趣のある大森の町並みは素晴らしい」と感激した様子だった。

 市は参加者の感想などを基に今後、定期化などを検討する。川上節夫・観光流通課長は「定着するツアーになれば」と期待を込めた。

2009年6月24日 無断転載禁止