銀山世界登録2周年、紹介アニメ上映などイベント開催

石見銀山遺跡を紹介するアニメ作品「知ろう 探ろう 石見銀山」の1シーン(石見銀山世界遺産センター提供)
 アジアの鉱山遺跡としては初めて、世界遺産に登録された石見銀山遺跡(大田市)が2日、登録2周年を迎える。市は同日、同市大森町の龍源寺間歩などを無料開放するほか、同遺跡の歴史を分かりやすく紹介するアニメーション作品を同市立第三中学校(同市水上町)で上映するなど、多彩な記念行事を開催する。

 アニメは「知ろう 探ろう 石見銀山」。石見銀山世界遺産センター(同市大森町)が文化庁などの補助を受け1200万円で制作、今年3月に完成した。

 主人公のソーマ君とギンナちゃんの2人がコウモリのシルバの案内で銀山の歴史を知るため過去にタイムスリップ。銀山を発見した博多商人の神屋寿禎らに出会い、室町時代後期から現代までの歴史やユネスコの精神などを紹介する内容。

 作品が収録されたDVDは今後、市内の小中学校に配布される。同センターは「銀山の成立過程や世界遺産登録の意義について理解を深める教材になれば」とした。

 市は同日、記念行事として、同センターに展示品の寄贈などで協力した2団体3個人に感謝状を贈るほか、大森町の同間歩、同センター、熊谷家住宅、武家屋敷河島家を無料開放。また、市内小中学校の給食をサツマイモを使ったいもご飯などの「登録記念日献立」とする。



2009年7月1日 無断転載禁止