大田の新名物定着願い「御勘弁飯」市民ら試食

大田の食材を使った「御勘弁飯」を試食する参加者たち
 大田市の食材を使用した新作郷土料理「御勘弁飯(ごかんべんめし)」の試食会が22日、同市大田町の大田市民センターであった。石見銀山の歴史にちなみ命名した料理に、出席した市民らは、おいしさに顔をほころばせていた。

 「御勘弁飯」は石見銀山が天領だった江戸時代、間歩を管理する山師たちへ、代官所が感謝の意味を込めて配った「御勘弁味噌(みそ)」にちなみ命名した。

 大田商工会議所と銀の道商工会が、石見銀山郷土料理研究会のメンバーらと協力して、食材から器まで地元産のものを使用できる料理として約1年かけて創作。だし汁で味を調えたご飯の上に地元食材を載せて温める蒸し飯風料理で、地元産の杉を使った箱寿司の箱が器となっている。

 試食会は初めて開催。用意された「御勘弁飯」は、同市内の旅館や料理店3軒が調理したアユの塩焼きや鳥のそぼろなどを使った「山の幸」、バイガイやイカそぼろなどの「海の幸」、ナガイモや揚げナスなどの「夏野菜」の3種類。

 参加者約30人は大田の食材をふんだんに使用した料理を味わいながら見た目や味、ボリュームなどを採点。参加した同市大田町の主婦、遠藤綱子さん(45)は「それぞれ個性的な味でおいしい」と評価していた。

 単品800円、小鉢などのセットで1500円程度。当面は市内の旅館など4軒で提供する。要予約。問い合わせは同商議所、電話0854(82)0765。

2009年7月24日 無断転載禁止