石見銀山ゆかりの「道服」 再現品12日から大田で再公開

石見銀山世界遺産センターで再度公開される「辻が花染丁子文道服」の再現品=大田市大森町、同センター(資料)
 世界遺産・石見銀山遺跡ゆかりの国の重要文化財・辻が花染丁子文道服(つじがはなぞめちょうじもんどうふく)の再現品が、12日から大田市大森町の石見銀山世界遺産センターで期間限定で再び公開される。31日まで。

 道服は16世紀末から17世紀初頭に上級階級の武士が羽織として用いた。辻が花染丁子文道服は、石見銀山の釜屋間歩を開発した鉱山師・安原伝兵衛が徳川家康から贈られたと伝えられ、安原伝兵衛ゆかりの清水寺(同市大森町)に奉納された。オリジナルは現在、京都国立博物館が保管している。

 再現品は同市が、オリジナルの所有者である清水寺の許可を得て約1千万円を投じ、京都の染色職人団体「染技連」に制作を依頼。染技連が約1年間かけて完成させ、6月に約1カ月間、限定公開していた。

 今回は夏季特別公開として同センターの展示棟内に再度展示する。

2009年8月11日 無断転載禁止