着物の賞品に費用請求

 先月「着物振興に関するアンケートに答えてください」と電話があり「着物は好きですか、普段、着物を着ますか」などの質問に答えました。「アンケートをご回答いただいた方のなかから、厳正な抽選のうえ、10名様に着物をプレゼントします」と言われ「振り袖、留め袖、訪問着のうちどれがいいですか」と聞かれ「訪問着」と答えた。今日「ご当選通知書」というはがきが届き、よく読むと「お仕立て代金は実費(金額は未記入)で、着物の色、柄を選んでいただくために、自宅にうかがいます」とある。お金を負担したり、自宅に来られるのは嫌なので断りたいが、ハガキにある電話番号に電話をかけてもつながらない。どうしたらいいでしょう。


 今回の相談の場合、業者から連絡があった際に、プレゼントを受け取るために費用がかかるとは聞いていなかったことを伝え、不要だとはっきり断りましょう。もし、自宅に訪問された場合も、きちんと断って、家に上げないようにしましょう。

 以前、相談のあった着物の当選商法では、不当に高い仕立て代金を払わないとプレゼントがもらえなかったり、「プレゼントする着物にあうから」と、高価な帯を勧められ、結局、高い買い物をしてしまった、というような相談がありました。

 このほかに、19歳の女性対象の着物アンケートに答えると5000円もらえるというアルバイトに応募したら、成人式の振り袖購入をしつこく勧められ困った、というような相談もありました。プレゼントなどの甘い言葉に惑わされて、不用意に業者を家に招いたり、出向いたりすることのないよう気をつけましょう。

 (情報提供=島根県消費者センター電話0852・32・5916、同石見地区相談室電話0856・23・3657)

2009年6月2日 無断転載禁止