大田・遺産センターで町並み発掘調査企画展

大森地区の町並み発掘調査で出土した遺物などが並ぶ展示コーナー=大田市大森町、石見銀山世界遺産センター
 大田市大森町の町並み発掘調査の結果を展示する企画展「発見!地下に眠る大森の町」が、同町の石見銀山世界遺産センターで開かれている。同市教育委員会が実施した国指定重要文化財・熊谷家住宅などの調査時に出土した遺物を展示。戦国期から江戸期にかけての同町の様子を知ることができる。

 同市教委が1983年から2007年にかけて断続的に実施した発掘調査で、大森代官所跡前や熊谷家住宅、城上神社、宮の前地区などから出土した天目茶わんの破片や古銭など戦国期から江戸末期の遺物約20点と発掘調査時の写真パネルなどが並ぶ。

 すずりや釣り針、錠前など生活に密着した遺物や熊谷家住宅の発掘調査時に出土した火事の跡を示す焼土層の写真もあり、来場者は町並みの変遷を物語る展示品を興味深そうに見入っている。

 西村崇司・同センター長は「調査結果を通じて、大森町の変遷を知ってもらえれば」と話した。会期は未定。問い合わせは同センター。電話0854(89)0183。

2009年9月15日 無断転載禁止