世界遺産を実感 学生ら石見銀山の歴史学ぶ

石見銀山世界遺産センターで島根県世界遺産室の専門研究員(左端)から説明を聞く参加者たち
 世界遺産・石見銀山遺跡を学ぶ体験講座「石見銀山三日籠(ご)もり」が17日から3泊4日の日程で、大田市内で始まった。全国の大学から参加した学生らが、銀が生産された同市大森町の仙ノ山周辺を歩き、銀山の歴史と世界遺産の価値を実感している。

 講座は今回で8回目。大学生や大学院生に同遺跡の価値などを紹介し、将来の研究者を育成する目的で開講。松江のNPO法人「しまね歴史文化ネットワークもくもく」が主催し、東京都や千葉県、大阪府などから27人が参加した。

 18日は、同市大森町の石見銀山世界遺産センターで、県教育委員会文化財課世界遺産室の専門研究員が、これまでの研究成果や遺跡の保存活動などを説明し、同遺跡の全体像を学んだ後、仙ノ山地区の最大坑道・大久保間歩内部や龍源寺間歩などを石見銀山ガイドの会の案内で歩いた。

 昨年に続き参加した、千葉大学で社会学を専攻する学生、堀江さやかさん(21)=松江市東津田町出身=は「専門家の解説で銀山遺跡のことがよく理解できた。地元の人たちとの交流も楽しみにしている」と話した。

2009年9月19日 無断転載禁止