美郷で銀山街道ウオーク 半駄ケ峡の魅力楽しむ

浜原地域の住民有志が整備した「半駄ケ峡」を歩いて、古道の新しい魅力に触れる参加者
 石見銀山の銀を陸路、運んだ古道「銀山街道」を後世に伝えようと、美郷町浜原地域の住民有志が手弁当で整備した「半駄ケ峡(はんだがかい)」をコースにこのほど、「秋の銀山街道ウオーク」があった。町内外から参加した約30人が、古道の新たな魅力に触れた。

 整備区間は、積み荷の半分を馬から降ろさないと越えられず、「半駄抱」という小字名が残る銀山街道の難所。1年前から歩行可能な約300メートルを、地元の連合自治会と住民有志の浜原交友会が整備。進入路工事や看板設置に当たった。

 町などでつくる実行委員会主催の銀山街道ウオークで初めて、難所で知られる別府地域の「やなしお道」などとともにコース入り。「銀山街道を護る会」の一員で、整備を引っ張った小野博之さん(66)が案内役を務めた。

 秋晴れの下、参加者は、かつての石見銀山をめぐる攻防で、毛利氏の陣が設けられた浜原地域の歴史や、古道から見下ろす江の川の眺めを楽しみながら軽快に歩を進めた。

2009年10月20日 無断転載禁止