島根県おすすめ名産・特産品をご紹介

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8・冬 至(師走)

豆富雪鍋(上)、いとこ煮(右)、ぜんざい(左)
 昔からの風習食卓飾る

 陽暦12月22日ごろが冬至です。北半球では、最も昼が長くなる6月22日ごろの夏至とは逆に、最も昼が短い日で、この日を境に、日が長くなることから「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれます。

 開運厄よけの言い伝えから、赤あずきは厄を払うとされ、冬至に小豆粥(がゆ)を食べてゆず湯に入る風習は、中国に起源があるとされています。

 冬至になんきん(カボチャ)を食べると痛風にならないと言われます。一説には「ん」の重なるものを7種食べると良いとされます。

 例えば、なんきん、レンコン、ニンジン、ギンナン、キンカン、きんとん、はんぺんなどなど。昔ながらの風習で冬至の食卓を飾ってみてはいかがでしょう。


 ぜんざい

 茶人は冬至の日、ぜんざいを振る舞い、一服のお茶を楽しんだといいます。

 ぜんざいの語源には、一休禅師がこれを食べ「善き哉(かな)」と言ったという説。ほかに、出雲地方では、もちにあずきあんをつけて「神在餅(じんざいもち)」と呼ばれたものを神に供えますが、この「じんざい」がなまって「ぜんざい」になったという説があります。

 その昔、金箔(きんぱく)屋が、月の終わりになると、そこら中に散った金箔のくずをソバ団子にくっつけて集めたところから、晦日(みそか)にソバを食べるとお金が集まるとの言い伝えがあります。

ソバとなんきん団子。指でくぼみを付ける
 そんなことを考えながら、冬至のなんきん、ソバ粉を団子にして、ぜんざいを味わってみるのもまたおつなものでしょう。

 【材料】(4人分)
 あずき4分の3カップ、なんきん50グラム、ソバ粉50グラム、白玉粉100グラム
 ▽調味料 水600グラム、砂糖200グラム、塩ひとつまみ

 【作り方】
 (1)あずきは一晩水に漬ける。鍋に移して5分間ゆで、ザルに上げて水切りする。鍋に約5倍の水を入れ、あずきの粒が裂けないように弱火で30分間ほど煮る。軟らかくなれば火を止め、30分間そのまま蒸らし、ザルで水切りする。続いて鍋にあずきと600ccの水を入れ、砂糖100グラムを入れ、弱火で10分間炊き、さらに砂糖100グラム、塩ひとつまみを加えて10分間炊く。
 (2)なんきんの皮をむき、一度蒸して裏ごしする。ボールで白玉粉50グラムを少量の水でこね、裏ごししたなんきんを入れ、耳たぶぐらいの硬さにし、8等分にして丸め、指で少しくぼみを付ける。ソバ団子も同様に作り、熱湯でゆがく。
 (3)鍋に(1)と(2)を温め、おわんに盛って出来上がり。


 なんきんいとこ煮

いとこ煮の材料
 いとこ煮とは、鍋の中で「おいおい(甥甥)」に煮るところから名前が付きました。なんきんの甘味を考えて、砂糖の分量を調整しましょう。

 【材料】(4人分)
 なんきん2分の1個、厚揚げ1丁、あずき30グラム、黄ゆず1個
 ▽調味料 かつおだし300cc、料理酒30cc、砂糖30グラム、濃口しょうゆ5cc、薄口しょうゆ5cc、塩少量

 【作り方】
 (1)なんきんは、一口大に切って、皮を薄くむき、煮くずれしないように面取りする。
 (2)あずきは、一晩水に漬ける。渋を抜くために鍋に入れ、5分間ほどゆで、ザルに上げる。
 (3)厚揚げは、一口大に切って、サッと熱湯をくぐらせ、ザルに上げて油を切る。
 (4)鍋にかつおだしと料理酒、(1)と(2)を入れて弱火で15分炊いた後、砂糖と(3)を入れて10分炊き、濃口と薄口しょうゆ、塩を入れてさらに弱火で10分炊く。器に盛り、千切りゆずを添えれば出来上がり。


 豆富雪鍋

 山陰では冬至当夜、豆腐を湯豆腐や、すき焼き風にして食べる風習があります。また冬至は、クリスマスと時季も近いため、雪見をイメージして、豆腐を大根おろしと一緒に煮る「豆富雪鍋」としてアレンジしてみました。

 【材料】(4人分)
 もめん豆腐2丁、大根おろし2カップ、卵白2個分、あさつき適量、ポン酢適量
 ▽鍋だし かつおだし800cc、薄口しょうゆ15cc、塩7グラム、だし昆布適量

 【作り方】
 (1)土鍋に上記の分量の調味料を合わせ、温かくし、もめん豆腐を一口大にちぎって入れ、熱くなれば大根おろしと卵白を合わせて全体に流し込み、卵白に火が通ったら出来上がり。豆腐はちぎった方がからみやすくなる。
 (2)お好みでポン酢、刻みあさつきを添える。

 (日本料理店「神在料理わたなべ」=出雲市今市町=オーナー・渡部洋二)

2009年11月24日 無断転載禁止