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9・人日(睦月)

無病息災願い七草がゆ

 新年を迎えた寿(ことほ)ぎの中、7日に行われる行事「人日(じんじつ)」は、年の最初の五節句のひとつです。

 人日の語源は、陰陽五行説から生まれた占いにあります。

 年が明け、6日までに動物について占い、7日に初めて人を占う。そこで1月7日は「人の日」と言われ、「人日」と呼ばれるようになったとされます。

 この日の朝は、1年間の無病息災を願って七草がゆを作り、神様や仏様へお供えしてから家族で一緒にいただきます。


七草がゆ

七草がゆは土鍋で炊くのがコツ
 小正月の15日は、小豆がゆを食べますが、本来は7種類の穀物のかゆでした。米、麦、アワ、キビ、ヒエ、ゴマ、小豆をかゆにして食べる風習があり、「七種粥(ななくさがゆ)」と呼ばれています。

 土鍋で炊くのがコツ。吹きこぼれないように注意し、途中でフタを開けてかき混ぜなければ、煮立てのおかゆが味わえます。

 最近では七草がゆのセットをスーパーで買い求めることができるようになりました。

 この時に使う祝い箸(ばし)は、両端が細くなっている柳の箸で、折れにくいのと、人と神がともに食すという意味もあるようです。

 【材料】(4人分)

 米2合、もち適量、セリとナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの春の七草はいずれも適量

 ▽調味料 水1200cc、塩小さじ1杯

 【作り方】

 (1)七草は水洗いして細かく刻む。

 (2)土鍋に、洗った米と水を入れ、フタをして強火で5分間、中火で15分間炊く。塩を加え、(1)を全体に入れてから再びフタをしてさらに1分間炊き、おわんに盛る。

 (3)もちはあられ状にして焼き、(2)の上に添えて出来上がり。


ブリの祐庵焼き

焼いた寒ブリに、擦ったユズを振りかける。旬の味と香りが調和する
 冬の山陰地方を代表する旬の寒ブリを焼き物にしました。正月には縁起をかついで「家喜物(やきもの)」と書きます。

 近江(滋賀県)の茶人・北村祐庵が好んだ料理方法から、祐庵焼きの名が付きました。

 白身魚やサワラ、鶏など肉類で試してみるのも良いでしょう。

 【材料】(4人分)

 ブリ70グラム、4枚、黄ユズ1個

 ▽祐庵地 料理酒150cc、みりん40cc、濃口しょうゆ15cc、薄口しょうゆ15cc

 【作り方】

 (1)小鍋に料理酒とみりんを入れ、少し煮立ててアルコール分を抜く。ボウルに入れて冷ましてからしょうゆを加え、味を調えて漬け地を作る。

 (2)トレーにブリと輪切りにしたユズを半個、(1)に漬け込む。少ない地でも満遍に浸るようにペーパータオルで覆い、1時間ほど置く。

 (3)魚焼器で、皮面を10分間、裏面を5分間焼き、仕上げに残りのユズの皮をおろし金で擦り、全体に振りかけ、器に盛る。


キンカン蜜煮

 キンカンは、黄肌にしま模様を入れ=写真、2010年の干支(えと)のトラの子に見立てました。

キンカンの黄肌に、しま模様を入れると、2010年の干支(えと)のトラ飾りが出来上がる
 【材料】

 キンカン20個

 ▽調味料 水300cc、砂糖120グラム、塩ひとつまみ

 【作り方】

 (1)つまようじ10本程度を輪ゴムで束ね、キンカン全体をたたいてえぐみを抜く。バーベキューに使う金ぐしをガス火で焼き、ぬれタオルの上で安定させたキンカンに焼き目を入れ、米のとぎ汁で10分間ほど弱火で湯がき、水に30分間さらす。

 (2)小鍋に水と砂糖60グラムを入れ、煮立ったら水切りした(1)を入れて弱火で20分間炊き、砂糖30グラムを加えて、ペーパータオルで覆う。さらに20分間炊き、残りの砂糖30グラムと塩をひとつまみを入れ、蜜を煮詰め過ぎないように弱火で注意して、キンカンの高さにひたひたになれば出来上がり。

 (日本料理店「神在料理わたなべ」=出雲市今市町=オーナー・渡部洋二)

2009年12月29日 無断転載禁止