出雲商高で本社記者ら派遣授業 島根の課題記事基に考察

佐野卓矢記者(右奥)の説明を受け、人口減少の要因を考える生徒
 本年度のNIE(教育に新聞を)実践校に指定されている出雲市大津町の出雲商業高校で21日、山陰中央新報社など3社4人が講師を務める記者派遣授業があり、生徒が記事などを基に島根県の良さや問題点を考えた。

 同校での記者派遣授業は、本年度2回目。県NIE推進協議会事務局を務める山陰中央新報社の水野幸雄読者室専門指導委員(59)と出雲総局報道部の佐野卓矢記者(26)ら4人が「島根を知る」のテーマに沿い、2年生4クラスで行った。

 このうち佐野記者が担当した2年1組では、県の推計人口や予算、高齢化率などのデータの説明を踏まえて、生徒がグループごとに人口減少の要因などを分析。数字の背景を話し合い、「若い人が都会に出るのは、幅広い職業が選べるから」などと発表した。

 生徒たちは、選挙の投票率の高さについても意見を交わし、佐野記者は「記事の数字を掘り下げて考えると、島根のさまざまな面が見えてくる」と呼び掛けた。

2010年1月22日 無断転載禁止

こども新聞