史跡の絵札取り合い熱戦 大田で石見銀山かるた

熱心に石見銀山かるたを取り合う出場者たち
 世界遺産・石見銀山遺跡を題材にした「石見銀山かるた」を使った第1回石見銀山かるた大会(同大会実行委員会主催)が23日、大田市大田町のサンレディー大田で開かれた。同市や益田市から出場したチームは、読み上げられる同遺跡内の史跡の絵札をめぐり、熱い勝負を繰り広げた。

 石見銀山かるたは、同市の市民グループ「石見銀山かるたの会」(岩本茂昭会長)が同遺跡を知ってもらい、次世代に引き継いでいく目的でサンレディー大田の支援で2005年に製作。3年ほど前から関係者らで大会に向け準備を進め、今回の開催となった。

 大会には、同市や益田市から、石見銀山ガイドの会などの各種団体や家族単位まで、園児から70歳代までの3人1組のチーム16組が出場し、床に敷かれた畳の上でトーナメント方式で実施。同ガイドの会の前会長で、かるたの製作にかかわった西本俊司さんが読み手を務めた。

 西本さんが「桜吹雪 代官所門前 江戸模様」などの読み札を読み上げると、出場者は畳に並べられた取り札の絵札を鋭い目線で探し、素早い手さばきで取り合った。体を張って絵札を取る児童の姿などに観客から歓声が上がった。

 熱戦の結果、優勝は五十猛小学校(大田市五十猛町)の6年生でつくる「五十猛ファイターズ」、準優勝は「西益田B」(益田市)、3位は「内田」(大田市)で、トロフィーや地元の菓子などが贈られた。

 また、競技の合間には同実行委のスタッフらが地元産のサツマイモなどを使った豚汁を調理し、出場者や観客に振る舞った。

2010年1月24日 無断転載禁止